最後の時 その時そばにいる
考えてみてください
私の最後の時
最新の医療は要らない
きれいなベッド、きれいなシーツで温かく清潔な環境があればよい
感謝とお別れを伝えたい人がそばいてくれたらなおよし。
多分涙は要らない。感謝を伝えたいだけ。
最後の時は
最後の、その時は決められません。
でもその時の迎え方は自分で決められますよ。
お別れは
一人で静かに
それとも大事なだれかと
もしくは医療の専門職に囲まれて
病院で規律に守られながら先進医療を受けながら?
自宅や施設の自分のお部屋で思うようにわがままに
だってこれまで精いっぱい頑張ってきたからね
清潔な環境で、温かく静かに終わりたい
あなたは最後の時は
家族に、大事な人に迷惑をかけたくないから病院で。と考えておられますよね。
きっとそのあなたの大事な方もそう思っておられるのではないでしょうか
自分はよいけれども自分の大事な人には孤独の中で逝ってほしくはないですよね。
お別れはお家で
それは大変です。覚悟が要ります。
でも覚悟をしてしまえばあとはそう難しくはないですよ。
たくさんの応援者がいます。
考えてみてください。
「その時そばにいる」という当事業所のメッセージは
わたくしの同窓の大先輩である寺本松野さんという方の著書による
「その時そばにいて」という言葉を受けたものです。
わたくしたちは求められれば必ずその時、そばにおります。
家であれば施設であれば病院でなければ、面会制限などの制約を受けない、いつでもあえるよ
家であれば施設であれば病院でなければ、お別れの盃も上げることもできるよ
家であれば施設であれば病院でなければ、気に入ったパジャマや服装であたたかな毛布やシーツにくるまれて過ごせるよ
家であれば施設であれば病院でなければ、一緒に食事も半分こしながら好きなものを食べれるよ
家であれば施設であれば病院でなければ、好きなTVや映画をみながら好きな音楽を聴きながら過ごせるよ
一緒に過ごそう 看護師が隣にいます
福岡あい訪問看護ステーション 創業者 井手 和子